福島県の水泳部地域移行〜 SCYダイ部 〜

とれち福島に所属する齋藤さんが運営するSCYダイ部

福島県の郡山市を中心に中学校・高校の水泳部の地域移行に取り組む団体がある

Swimming スイミング

Clay クレイセラピー

Yoga ヨガ

それぞれの頭文字をとって『SCYダイ部』だという

代表はTRATEの福島県の拠点【とれち福島】の契約トレーナーである齋藤陽子さん

子供だけでなく地域で活躍するマスターズ(成人)スイマーもダイ部で日々練習に励んでいる。

いろいろインタビューをしてみた。

ダイ部を創設した経緯

もともとは地元のプールで水泳の指導をしていた齋藤さんだが、5年くらい前から地元の中学校の水泳部の指導を引き受けていていた。

水泳部には地元のスイミングスクールに通う子と単に水泳が好きで水泳部に入っている子が所属している。

スイミングスクールに通う子がなぜわざわざ水泳部に所属するかというと、中体連(日本中学校体育連盟)が主催する大会に出るためだ。

なので、スイミングスクールに通う子は席だけ水泳部置いて、練習は所属するスイミングスクールで行い、部活にはほとんど顔を出さないことが多い。

後者の学校の水泳部を拠点としている子は5月〜9月の学校のプールが使える期間を終えると、活動する場所がなくなってしまう。

市民プールで自由に練習することもできるが、一般の方と混じって練習するのは色々制限もあったり、複数人でまとまって泳ぐことは施設側に迷惑をかける場合もある。

専門的な知識に乏しい先生や友達同士で考えたメニューでは十分な練習効果が得られなkったり、成長期な子供達への怪我の原因になったりも考えられる。

そこで、水泳の練習場所や指導者に悩む子供達、先生の『受け皿』として創設されたのが

【SCYダイ部】

齋藤さんがよく利用する市営プールのコース貸しサービスを利用して、天候に左右されることなく、フィンやパドルなどの競泳用具も自由に使えて、飛び込みやタイム測定もできる、何より経験豊富な指導者がそれぞれの泳力に合わせながらパフォーマンス向上をサポートしてくれるのが【SCYダイ部】に所属する大きなメリットといえる。

今後の展望

現在では小学生から成人、シニアのマスターズ方まで幅広い年齢層の方がダイ部のプログラムに参加している。

しかし福島県の水泳人口を考えるとまだまだ参加者が増えて良いはず。。。

毎週・毎日じゃなくても運動不足や息抜きのために利用してもいいし、サッカーや野球のために水泳を利用して、身体に負担のかからないトレーニングとしてもOK、何より水泳に触れて、競泳としても健康の維持増進としても運動の楽しさを伝えていければと。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です